面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

ハンカチノキの果実

ハンカチノキは中国原産の落葉高木で、4月下旬〜5月に花を咲かせます。花には白色の大きな苞葉があり、ハンカチのように垂れ下がります。果実は卵形で熟すと褐色になり、長い果柄で枝から垂れ下がり、風が吹くとゆらゆらと揺れて10月中旬〜11月に落下します。

f:id:nontyant:20191211110527j:plain

f:id:nontyant:20191211210945j:plain

果実には長い果柄があり枝から垂れ下がる。黄葉の時期に果実も褐色に熟す。  10月28日

f:id:nontyant:20191211110558j:plain

果実は核果で長さ約4cmの卵形で、熟すと落下する。

f:id:nontyant:20191212172647j:plain

核は肉厚の果肉に包まれていて、果肉をむくと甘酸っぱい香りがする。核は長さ約3.3cmの楕円形で多数の溝がある。

f:id:nontyant:20191212172721j:plain
核はオニグルミのように硬く、ノミを使ってを切断すると中にクルミのような種子が見える。

 

f:id:nontyant:20191211112026j:plain

f:id:nontyant:20191211211023j:plain

雌雄同株で両性花と雄花だけのものがあり、花弁はなく2個の大きい白色の苞葉がつく。白色の苞葉はヒラヒラと揺れるハンカチのようです。 5月6日

 

仙台市茂ヶ崎